【自動車保険】等級の仕組み/等級の割引率・事故有等級制度について

自動車保険には等級という仕組みがありますが、保険料の割引率がこの等級によって大きく変化します。1年間ずっと無事故であれば翌年には等級がひとつ上がるという仕組みになっているのですが、無事故割引と呼ぶこともあります。

自動車保険にはいろいろな割引が適応される制度があるのですが、その中でも最も割引率が高いものが等級による割引と年齢条件による割引です。
若い年齢の人が初めて自動車保険に加入するときには保険料が高いのですが、それは等級が低いということと年齢が若いということが関係しているのです。

等級は1等級から20等級まであります。自動車保険に新規加入した際には「6等級」からスタートします。1年間ずっと無事故であれば翌年には1等級上がります。

逆に交通事故を引き起こしてしまった場合には3等級も下がってしまいます。1等級ダウン事故やノーカウント事故というものもあります。等級は保険を乗り換える際にも引き継がれます。

等級は6等級からスタートするのですが、20等級にまで等級を上げるためには15年ほどの間ずっと無事故である必要があります。もしも交通事故を引き起こしてしまった場合には3等級下がってしまいますので、交通事故を引き起こしやすい人の場合、何十年かけても20等級にまで到達できない場合もあるんです。

等級によって保険料の割引率が変化するのですが、割引率は加入している保険会社によっても異なります。

7等級以上をメリット等級、5等級以下をデメリット等級と呼んでいるのですが、3等級以下になってしまった場合には保険料が割増になってしまうという仕組みになっています。無事故であることが最も良いのですが、もしも交通事故を引き起こしてしまった場合でも3等級以下になってしまわないように注意しましょう。

また、保険会社を乗り換える場合にも等級は引き継がれますが、デメリット等級である場合も3等級である場合にも引き継がれます。

自動車保険に新規で加入する場合の等級と保険料の割引率について

自動車保険に新規で加入した場合には6等級からスタートするのですが、年齢条件によって保険料の割引率は異なります。

6等級 全年齢補償の場合の割引率は「25%割増」
6等級 21歳以上補償の場合の割引率は「10%割増」
6等級 26歳以上補償の場合の割引率は「5%割引」
6等級 30歳以上補償の場合の割引率は「5%割引」

このように6等級の場合は年齢条件が26歳以上でなければ割引では割増になってしまいます。

事故有等級の仕組みについて

交通事故を引き起こした際に適応される等級のことを事故有等級と言います。ダウン事故の場合には翌年から3年間、自己有等級が適応されます。

1等級ダウン事故の場合には翌年から1年間、自己有等級が適応されます。
3等級ダウン事故の場合には、もとの保険料の割引率に戻るために、3年間ずっと無事故である必要があります。

例えば、20等級では保険料の割引率が63%なのですが、3等級ダウン事故を引き起こしてしまった場合、17等級へと等級が下げられ、保険料の割引率は38%となります。
63%から38%へと下げられてしまうということは保険料もうんと高くなるということです。20等級になるまでには4年間ずっと無事故である必要があります。

交通事故を引き起こし、保険を利用した場合には等級がダウンしてしまうのですが、交通事故を引き起こしたけど等級を下げられたくないという場合には保険を利用しないことで等級をダウンさせずに済みます。

しかし、保険を利用しないということは自己負担ということになりますので、自己負担できる金額であれば良いのですが、高額な場合は等級がダウンしてしまっても保険を利用するのがベストです。

とても小さな交通事故であった場合には、保険を利用するのか、利用しないのか、保険会社に相談してみましょう。
自己負担し等級をダウンさせない方が良い場合もあります。

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